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依頼者は下の図のように、段階的に候補者を絞り込みながらスポットコンサルを実施する対象者を決定します。
※当ページの「依頼者」にはビザスクinterview等におけるクライアントも含まれます
依頼者は、まず調査背景や目的を踏まえ、「どのような人に何を聞きたいのか」を具体化します。
次に具体化した条件に関するキーワードを抽出していきます。
そして、抽出したキーワードを基に、エキスパートを検索します。検索の際は、「中国 AND 法人営業」のように、複数のキーワードを掛け合わせて検索をかけることが多いです。
プロセス1である程度、知見をお持ちの可能性のあるエキスパートを絞り込んだら、次に行うのがスクリーニングです。どのような知見の有無を知りたいかを具体化し、設問を作成していきます。
[テーマ例] ・どんな人:販売プロセスが似ているメーカーで、中国向け営業として働いた経験がある方 ・何を聞きたい:現地の商慣習や日本企業のイメージについて聞いてみたい[設問例] ・日系製造業(toC向け製品)の営業として、中国顧客への営業に携わったご経験をお持ちの製品をお選びください。 1. 化粧品 2. トイレタリー 3. 食品/飲料 4. 衣料品 5. その他 6. 該当なし ・前項で選択された営業経験として、最も当てはまるものを以下よりお選びください。 1. 現地法人等の中国拠点における営業経験 2. 日本本社における中国向け営業経験 3. 該当なし ・toC製品の中ご営業について、インタビューにご対応可能なテーマをお選びください。 1. toC製品に関し、日本と比較した中国の商慣習はどのようなものか 2. 中国の消費者の日本企業や日本商品へのイメージはどのようなものか 3. 中国の卸売・小売事業者の日本企業や日本商品へのイメージはどのようなものか 4. 該当なし
こうして設問を作成できたら、実際にエキスパートへ設問を送付します。スクリーニングには「事前アンケート」「メッセージ(指名相談)」の2種類があり、サービスによっていずれか、もしくは両方を利用します。
エキスパートは、上記スクリーニングを受け取り回答することで、経験・知見の有無を明らかにします。回答時は自由記述欄を活用し、依頼者にアピールすることもできます。スクリーニングの役割と、回答の際のポイントは下記のとおりです。
[役割]■プロフィールから推察された経験。知見が実際にあるかどうかを明示でき、ミスマッチを防止■スクリーニング回答を重ねることで、その後の依頼の精度が上がる可能性 ・明らかになった経験や知見は、以降の案件相談の際にビザスク内部で活用される[ポイント]■先着順に対象者が決まる案件もあるため、無理のない範囲で早めに回答■スクリーニング内容に関する具体的な経験を補足欄に記載し、依頼者へアピール■日程候補を対象者選定条件にする依頼者もいるため、無理のない範囲で回答
スクリーニング回答を行ったエキスパートの中から、依頼者の聞きたいこと・目的について特に知見が深そうと思う候補者を必要数選びます。スクリーニングに回答した人全てが選ばれるわけではありません。こうして、スポットコンサル対象者を選定したら、日程調整を行い、実際にスポットコンサルを実施します。